耳の病気について

ホーム耳の病気について > 急性低音障害型感音難聴

急性低音障害型感音難聴 きゅうせいておんしょうがいがたかんおんなんちょう

症状

急に耳がつまった感じ圧迫された感じ聞こえにくい耳鳴りなどがでます。
自分の声が響くことや、まわりの音がうるさく感じることもあります。

原因

内リンパ水腫(内耳のむくみ)が一つの原因と考えられています。
誘因:精神的ストレス、睡眠不足、肉体労働、かぜなど。

検査

聴力検査・めまい平衡機能検査

聴力検査では文字通り低い音を聞く力が障害されているパターンになります。

治療

のみ薬です。

ステロイド剤

内耳の炎症を改善します。ステロイドは糖尿病や胃潰瘍がなければここでの投与量・日数での副作用はまず心配いりません。

イソソルビド

内耳にたまっている水分を血液中に戻す。

A T P 製 剤

内耳血流改善薬

ビタミンB12

神経活性化

漢 方 薬

五苓散

治療

(どれくらい治るか)

  • 良好とされます。
    80%の方がなんらかの改善をします (うち60%の方は治ります)
  • なかにはくり返す方がおられますので、その場合は要注意です。
    おかしいなと思ったらやはり受診してください。
  • **急性低音障害型感音難聴とメニエール病はかさなる部分があります。初診時では判断がつかないこともあります**
    **耳管開放症と鑑別が難しいこともあります**