鼻の病気

ホーム鼻の病気 > アレルギー性鼻炎【子ども】

アレルギー性鼻炎【子ども】 せいびえん

低年齢化

以前は小学校にあがるころからでしたが最近では幼児期(小学校より前)からでも症状が出るようになってきました。少子化、予防接種、清潔志向などによる微生物との接触機会の減少が原因の一つと考えられています。

治りにくい

残念ですが長期にわたることが多いです。

症状の違い

大 人
くしゃみ・鼻水が前面に出ます。
子ども
鼻こすり・目こすり・鼻すすり・口呼吸・いびき(→不眠)などで現れます。

アレルギー性鼻炎に対する考え方と治療

(1)大人より抗原回避が大切
アレルギーの症状を起こす原因物質を抗原といいます。
子どもでもっとも一般的な抗原はハウスダスト(ダニ)です。次に問題になる抗原はスギ花粉です。
ハウスダストの抗原回避:
掃除、寝具の洗濯、日当りの良い部屋を寝室にする、寝室はじゅうたんをやめてフローリングにするなど。
スギ花粉の抗原回避:マスクなど。
子どもは抗原回避の効果が出やすいと言われています。
(2)早期介入
抗原回避を幼児期から行うことが大切です。 アレルギー性鼻炎や喘息などの症状の重症化をふせぐことや喘息移行をふせぐためにも抗原回避や治療を幼児期から行うことは大切です。
(3)薬物療法 薬剤は内服(飲み薬)と点鼻(スプレー):
  • 内服:最近ではかなり種類が増えました。
  • 点鼻スプレー:鼻の粘膜に直接到達する薬剤で効果は大きく、副作用は少ないです。
(注)市販薬は大人用が多いのですすめられません。
(4)舌下免疫療法
舌下免疫療法は根治的治療ですが12歳以上からしか行えません。詳しくは当院ホームページの別サイトをご覧ください。

細菌性鼻炎や急性鼻副鼻腔炎の合併が多い

頻繁にかぜぎみになり色がついた鼻水が出ます(子どもはかぜをひくとすぐに急性鼻副鼻腔炎の状態になります)。