副鼻腔専用CT

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副鼻腔専用CT(ちくのう症など)

■副鼻腔専用CT(ちくのう症など)

当院は的確な診断に基づく適切な診療を行うために
CTを活用しています。

CTはX線を様々な角度から照射し内部を撮影するため骨や臓器など身体の内部を立体的に観察できる検査機器です。
平面でしか撮影できない単純レントゲンとは異なり、細かな部分まで360°から確認することができるので、通常の単純レントゲンでは発見が難しいような小さな病変なども発見しやすくなります。

□耳鼻科専用CTの特徴

■耳鼻科専用CTの特徴

当院に導入しているCTは耳鼻科専用のモデルで最大の特徴としては被ばく量が非常に少ない、という点です。
レントゲンもCTもX線を活用するため放射線を浴びることになるのですが、当院のCTは1回の撮影で被ばくする量が通常のレントゲンより少なく、飛行機で東京とニューヨークを往復する時に浴びる放射線よりも少ないので人体への影響は心配ありません。

□診察への活用

■診察への活用

耳鼻咽喉科の診察でCTが活躍する主なシーンとしては副鼻腔炎(ふくびくうえん)=ちくのう症「B」の診断があります。

副鼻腔炎(ちくのう症)は骨に囲まれた副鼻腔に起こる炎症なのですが、例えば眉間(みけん)の奥の篩骨洞(しこつどう)や蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)はレントゲンでは、はっきりと映らないためCTによる診断が力を発揮します。
また、副鼻腔炎の治療を受けてもなかなか治らない患者さんに対してCT検査を行うことで歯が原因となる歯性上顎洞炎「C」や難治性の好酸球性副鼻腔炎「D」が見つかることもあります。

□CTの流れ

■CTの流れ

医師による診察の上、CT検査の必要がある場合に実施します。

当日に撮影でき、その場で結果がわかりますので、特別な予約や検査結果を聞くためだけに2回目の通院をしていただく必要はありません。