アクセスマップ
■バスの場合
昭和町バス停から徒歩2分
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〒852-8131 長崎県長崎市文教町7番11
モダンパラッツォ文教プリマ 102号
発熱、耳をさわる・おさえる・ひっぱる・こすりつける、不機嫌、耳痛
(2歳以上では自分で訴えるようになってきます)、難聴、耳だれなどです。
細菌検査 必要時に行います。
起炎菌は主に2つ、肺炎球菌とインフルエンザ菌です。急性中耳炎の原因菌と鼻の奥の細菌は同じですから鼻の奥から細菌培養を取ることもあります。
インフルエンザ菌とインフルエンザウイルスは別物です。
小児急性中耳炎診療ガイドライン(日本耳科学会)に沿って個々の患者さまにあった治療方針を選択します。抗菌剤と熱さまし(=痛み止め)の内服になります。軽ければ内服なしで経過をみることもあります。痛みが強いときや抗菌剤で効果が乏しい時は鼓膜切開を行うこともあります(鼓膜に2㎜ほどの小さな穴をあけて菌を外に出す)。ちなみに切開した鼓膜の穴は通常、数日でふさがります。
急性中耳炎は繰り返しかかることがあります。
①小学生まで(免疫力が未熟=細菌やウイルスと闘う力が弱い)。
②保育園児。
③とくに2歳未満+保育園児。
①、②、③では反復し難治性になることがあります。
参考図
かぜや咽頭炎などの細菌やウイルスが鼻の奥から耳管を通って中耳で炎症を起こし、膿が中耳にたまったもので、子どもはときどきかかる病気です。
子ども全体の5割〜8割が1回はかかっています。
基本的には中耳のかぜのようなものなので怖い病気ではありません。