アクセスマップ
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〒852-8131 長崎県長崎市文教町7番11
モダンパラッツォ文教プリマ 102号
耳管開放症
自分の声が大きく聞こえる、耳がつまった感じなど
高いところに行くと耳がつまった感じがします。そしてつばを飲みこんだ時に（または自然に）つまった感じが消えることは日常よく経験することです。
これは耳管という耳と鼻をつなぐ管が開いたり閉じたりして、中耳と外気圧の差を調整するために起こります。耳管は普段は閉じた状態になっています。飲み込みの時に短い間だけ開きます（または自然に開いて、すぐに閉じます）。
この耳管がひらきっぱなしになることがあります。
- 自分の声が大きく聞こえる、耳がつまる感じ、呼吸の音が耳にひびくなどの症状が出現します。立っているときにくらべると、寝転がっている時や、前かがみの姿勢では症状が軽くなるという特徴があります。
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呼吸で鼓膜が動くことを確認できれば診断がつきます。
しかし鼓膜の動きが確認できないこともあります。 - 背景：体重減少や妊娠、ストレスがあります。
当院では内服薬や生食点鼻、鼓膜シールなどを行っています。
耳管平常時図
耳管開放時図
＊＊似たような症状がでる病態に耳管狭窄（せまい、閉じる）という病態があります。耳管という管は機能低下が起きると、開いたままになったり、ときには閉じたままの状態になったりします。この二つの逆の病態（開放⇔狭窄）は鑑別が難しいことがしばしばあります＊＊
＊＊また低音障害型感音難聴やメニエール病などの他の難聴をきたす疾患との区別が難しいときもあることが指摘されています＊＊